耳から聴く読書では、
あえて苦手なビジネス書や自己啓発書をえらんで
聴くようにしています。
私と同じようにビジネス書が苦手な方でも
読める1冊を見つけたので紹介します。
もくじ
今月はこれで4冊目！
本の紹介
社長に、土曜の朝8時に呼び出された挙句、
「タスク1000個書け！！必ずやれ！」
なんて怒鳴られたことありますか？
インパクトあるエピソードの冒頭ですが、
これは孫社長と著者の方が一緒に働かれていた、
当時のやりとりがそのまま描かれています。
ピーク時には月460時間労働という
完全アウトな激務を経験した著者が得た
すぐに実践できる仕事術がつまっています。
この本を選んだきっかけ
最初はAmazonオーディブルでオススメとして上がってきました。
本屋さんの立ち読み感覚で、聴き始められるのが
Amazonオーディブルのとっても良いところです。
「捨てる。手を抜く。考えない」のワードの羅列が
とても魅力的でした！
ワーママとして働いていると、
1日のうちに育児、家事、仕事のタスクが全部あって
それぞれを100点満点でこなせる日はありません。
（少なくとも私は）
しかもそれが毎日続きます。
ムダなものは捨てたいし、家事も仕事も上手に手を抜きたい。
余計なことも考えたくないんです。
そんな気持ちにタイトルが刺さりました。
読んだ感想
IT業界の方でありながら、横文字を多用されることもなく
信頼している面倒見の良い上司に話を
聞かせてもらってる感覚になりました。
チャプターごとに、「メモ」といった著者の一言が
入るのですが、これが面白い！
あえて独特なポイントを紹介すると、
・人や犬猫だけでなく虫にも感謝する。
・星座でざっくり相手を分類する（！）
まさかビジネス書に星座の話が出てくるとは思いませんでした。笑
もちろんもっと実務に即したノウハウも豊富です！
最後に
私はこの本を読んだことで
なんだかすごく気分がラクになりました。
正直実践的なノウハウよりも、考え方がすごい好きです。
仕事も育児も、ずっと同じ環境にいると、
その狭い世界の評価軸だけで、自分はダメだ。出来ていない。
と思ってしまうことがあります。
この本を読んで、
「何を狭い世界で気にしていたんだ」
と、肩の荷がおりた感覚です。
「ワーママ」「子育て世帯」なんて特化したワードは
出てきませんが、育児、仕事で煮詰まっている方は
読んで損はない1冊です。
